人類が獲得すべき形質について

 

「宇宙全史1」の340pに、白亜紀末に下ろされた男女10組に植え込まれた形質は

 

   好奇心

 

   猜疑心

 

   冒険心

 

   共感する心

 

   同情心

 

   自己顕示欲(自立心)

 

   愚鈍さ{自信のなさ・愚かさを含む)

 

   探究心

 

   執着心

 

   中立心

 

であり、この10の形質が今の人類の大元となっていると記載されています。

 

また345pでは、人類が獲得すべき形質として、「先ほど人間に与えられた10の形質の詳細」が述べられていますが、その内訳と順序が上と異なっており、

 

1(+)好奇心(生命のほとばしり)

 

2(-)慎重さ. 猜疑心( )

 

3(+)冒険心. 勇気(無鉄砲さ).恐れを知らない生き方. 蛮勇

 

4(-)共感する力(自信がある同情)ナイーブさ. 繊細さ. 神経質

 

5(+)執着心. 自己顕示欲(エゴ)

 

6(-)同情心(自信がない共感)

 

7(+)探究心(明晰性)

 

8(-)愚鈍さ(迷い. 躊躇. 落ち着き. 腹が据わる)

 

910(+・-)中立心( これが910).自己否定. 肯定のゆらぎ

 

となっています。

 

「地球の魂」「集合魂の上位の魂」

大切なお知らせNO5
                                            

今回は五井先生という存在が残された「世界平和の祈り」という平易でありながらはかりしれない力を持つ祈りの秘密を開放していきます。

                                            
その前にひとつ明確にしておかねばならない世界構造があります。
それは「宇宙全史」第一巻ではある程度ご紹介しておきましたが、魂のありように関することです。
私たちの魂というものの定義は、あまりハッキリとはどなたもご存じないと思います。
どこの精神世界のカテゴリーでもキチンとした定義というものは書かれてないはずです。
それを宇宙全史では「集合魂」という領域にまで突き詰め明らかにしておきました。
                                   
                                   
①「個人的な魂」・・・これが私たちの個的な肉体に対応する魂です。
これは肉体の上位レベルに魂魄体(こんぱくたい)、幽体、霊体(神智学言語で記述しますと、エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体となります が、メンタル体・コーザル体は霊界の下位と上位という区分になります)という身体があり、その身体に対応した主体がそれぞれ魂といわれるものになります。
たとえば本来なら肉体の魂はそのひとつ上の魂魄体にあり、そこからの指導が肉体を導くようになっています。
しかし学びが進化していきますと魂魄体の魂(指導)は、幽体の魂に、そして霊体の魂へと変遷していきます。
今現在の私たちは本来なら肉体の上位の魂(魂魄体)に指導を受けていなければならないのですが、実際は肉体そのものの主体(エゴ)の思うままに動いてしまっているというのが現実です。
ですから少しでも上位の指導を受けやすくするために、エゴを薄くしていくという作業が切実に求められているのです。
                                            
②「集合魂」レベルの魂・・・さてお話しましたように個的な魂は様々なレベルがあるのですが、そうした個的な魂の似通ったもの(性向性が同じもの)が集まってひとつのまとまった集団になっているのが集合魂と呼ばれるものになります。
その集合魂がこの地球界の生命構造の基本となっていることはやはり「宇宙全史」第一巻でも書いておきました。
そしてその集合魂は霊界の上位レベル・6次元界(阿頼耶識界・あらやしきかいともいいます)に存在しており、そこから私たちは地上に肉体として降りてきています。
ここまでが「宇宙全史」第一巻での記述でした。
そしてここからが新しい魂の構造なのですが、やはりあまり簡単に書くことは出来ないのですが、現状やむを得ないないので書いておきます・・・本来はかなり複雑にオーム宇宙の構造と結びつた概念となっています。
まず皆様にとっては考えづらいかとも思いますが「集合魂は一個の魂とみなす」という構造をイメージしてみてください。
逆にいますと私たちの個的な魂とは「集合魂という一個の大きな単位から地上につかわされた(送り込まれた)ひとつの特徴ある部分(形質)である」ということなのです。
このイメージはエゴ(表面意識)には中々受け取れないかもしれませんが、実際はそうなのです。
本来ならここでカスタネダ描くところの「イーグル」と呼ばれる私たちが死んだ時に吸い込まれていく(食べられる)巨大な存在のお話が挿入されるのですが、今は煩雑になるので飛ばします。
つまり私たちは「集合魂」と呼ばれるひとつの構造物の一片(小さな部分)にしか過ぎないということです。
まずはここを理解しておいて下さい。
                                            
「集合魂の上位の魂」・・・これが私たちのワークでは初めて出てくる構造です。
現在述べている情報は本来「宇宙全史」の本文で語られるべき内容です。
そのため付随する詳細な補填文章が必要ですが、緊急事態のためにかいつまんでお話しております。
そのことはよくよく頭に入れておいて下さい。
集合魂の上位にある魂とはどういうものなのでしょうか。
一言で申し上げますと「地球の魂」といえるかもしれません。
「地球の魂」・・・それは地球という惑星を含む、そこに生存するあらゆる生命の総体が帰り着く、あるいはそこから派生した源ということでもあります。
「宇宙全史」第一巻で詳細にお話しましたように、この宇宙の各方面から集められ、集まってきた私たちが、地球で学ぶということを始めるにあたってひとつの目的集団としての魂に帰属してしまうのが理(ことわり)になるようです。
その根源的な魂から各集合魂が派生し、そこからまた個々の魂が地上に降り立つという図式になっているのです。
(いいかたの問題ですが、その地球界の根源的な魂から集合魂が派生したのか、集合魂がさらに集まって根源的な魂に統一されたのかは定かではありません
                                            
以前ここで私に五井先生が「美しい約束」という言葉を降ろされたことがありました。
その「美しい約束」の詳細はいまだ不明ですが、その約束はこの地球界の根源的な魂と交わされたものだということです。
そして世界平和の祈りは、この約束を元に、この約束を成就させるよすがとして地上に降ろされたものでもあったのです。
JUMU(じゆうむ・自由夢・・・「宇宙全史」第一巻参照)はこのワークではよく登場してきますがエル・ランティやサタン、それに世界中あちこちで出てく る多くの神々たちが皆様方を導こうとして努力していますが、それは阿頼耶識(6次元)界以下のカテゴリーでのお話なのです。
(JUMUという組織が中々ご理解いただけないようですが、これはある意味地球界における政治団体・・・国連組織のようなものだとお考えください。もっとも彼らが地球界の魂たちから選挙で選ばれたということはなく、自薦でみなJUMUに入ってきていますが)
たとえばエル・ランティは皆様を救おうと日夜努力していますが、その「救い」は、彼自身が神(全知全能)になることで成し遂げられます(彼はそう信じています)。
ですからまずは自分がエネルギーを得る、力を得るということを最重点課題に持ってきています。
そのためにはすでに書いておきましたように様々なことをしでかしています。
たとえば地球界での最大勢力となるために、地球に来た時にパイトロンというマシンで部下の魂を出来るだけ細かく分断、分解しています。
エル・ランティはJUMUの一員ですが、そこで主導権を得るには最大派閥になることが必要なのです。
どうやらむこうでも地上と同じく多数決の原理がまかり通っているようです。
そこで彼は手っ取り早く付き従う者たちの魂を分裂させて数を増やしたということなのです(もちろん分断された魂がどうなるかは彼の知ったことではないようですが)。
そうすることで彼が力を得る・・・つまりは神になるということにつながると思っています。
この地球界の3分の1の魂は、そういうエル・ランティに付き従っている、彼を信奉しているというのが現実です。
他の神々もまったく同じとはいいませんが、ほぼどんぐりのせいくらべ状態です。
それはまた6次元以下のレベルでの抗争・勢力争いでもあるのです。
そのレベルにはいまだ力、形、欲得、自尊心というものが幅を利かせています。
そこに多くの存在がアイデンティティ(存在意義)を見出そうとしていますし、生き甲斐ともしているのです。
                                            
私たちはすべからく学ぶということによりその領域を脱する宿命を負っていますが、あくまでもその領域の中での学びでもあるということがあります。
しかし五井先生の「美しい約束」は、そのカテゴリーをはるかに越えたところで交わされた約束であり、地球界における真に純粋な祈りでもあったのです。
ですからその祈りを私たちのエゴが判断する限りは、どこまでも理解できない「そんな祈りがなんになるのか」という理解しか得られないようになっています が、五井昌久という存在にスッと素直に入っていける方にとっては、形(力やお金、地位や名誉、美醜もそうですが)しか見えない世界、弱肉強食の世界、後生 大事に自尊心だけを握り締めている世界などからの脱出するためのメソッドとエネルギーが手に入れられるチャンスになるのです。
(少しフォローしておきますと6次元以下の世界であってもエル・ランティの存在のようなものばかりではなく、その範囲の中で(皆さんの欲望の中で)の願望 をかなえることで上の世界の恩寵(おんちょう)に気づかせるというやり方をしておられる方たちもたくさんおられます。問題はそれがどこでそういう存在とエ ル・ランティたちのような存在とを見分けるのかということですね)
今回この宇宙が終わるにあたって、皆様の最終学歴「人(他の存在)のために祈れるか」というところにあります。
そしてそれがエル・ランティのような存在と本当の慈悲心を持った存在とを見分ける鍵ともなっているのです。